イギリス研修報告(平成22年度から実施)

5年間の教育プログラムを終了しようとする専門職のスキルを身に付けた5年目看護師を対象に、これまで学んできた看護教育の再確認と、今後のキャリアアップを図るための知見を得るため、医学の歴史が深いイギリスで研修を行いました。その報告を行います。

ナイチンゲールのゆかりの地を訪ねて

最初はテムズ川を渡って「クリミア戦争記念碑」の広場に行きました。
私たちのお目当てはもちろん! 白衣の天使 ナイチンゲール!です。
クリミア戦争では、戦争の傷よりも劣悪な環境によって兵士が多く亡くなっていたのですが、ナイチンゲールは環境を整えることで死亡率を激減させました。その教えが「看護覚書」に書かれています。
当院は、ナイチンゲールの理論を使って10年。看護部全員で勉強をしながら看護を行っているだけに、像であっても会えて感激です!

次は歩いてセント・トーマス病院に行きました。

ここは、ナイチンゲールが世界最初の看護学校を設立した病院として、とても有名です。
院内に洋服屋さんがあったりして綺麗で開放的。当院とは全く違う雰囲気に驚きました。
テムズ川を挟んだ対岸に国会議事堂(ビックベン)があり、抜群のロケーションです。
ちょうどビッグベンの鐘がなりました。只今13時。お昼は、ここの食堂でいただきました。

セント・トーマス病院の敷地内にナイチンゲール博物館が併設されています。 服、手紙、本、自画像など展示されていまいた。なかでも、ナイチンゲールの絵に出てくるランプ(ランタン)、ペットのふくろうの剥製が印象的でした。

ホスピス研修

ホスピス研修としてセントクリストファーホスピスに行きました!このホスピスは、近代ホスピスの1号としてシシリー・ソンダース女史が創設しました。
ソンダースは死に行く人の尊厳を守り、死の瞬間まで人間らしく生きることを可能にする緩和医療の先駆者で、「死の顔を変えた」とまでいわれています。

セントクリストファーホスピスに到着すると、ホスピスで働いていた理学療法士のジェシーさんが出迎えて下さり、美味しい紅茶を頂きました。

その後、理学療法士・看護師・牧師・ソーシャルワーカーと4人の講師の方からセントクリストファーホスピスの成り立ち、設立者のシシリー・ソンダースや、ホスピスにおける看護や宗教、ソーシャルケアについて講義を聞き、新鮮で新しい話に感動しました。
その中で「人は一人一人違う。最後の1秒まで人間として生きてもらう。そのため医療チームはその人を支える」というソンダースの言葉に感銘を受けました。

ホスピス内も見学をさせていただきました。沢山絵が飾られ明るい建物で、残された家族が訪れるためのホールもあり素敵でした。病床は48床と少なく、当院の看護体制が7:1に対して、ここは2:1。密に患者さんと関われ羨ましい!

患者さんだけでなく家族への癒しの医療も進んでおり、今後の看護に活かす学びを得ることができました。
今回の研修は大変貴重で、充実したものとなりました。

今後は当院での看護に、この研修で学んだ事を実践し患者さんにより一層満足して頂ける様、努力していきたいと思います。また更に看護職に就いた喜びも感じることも出来、将来のキャリアアップにつなげていく刺激となりました。

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